【簡単】家族でボードゲームを始めるコツ【準備が大事】

この記事では、家族でボードゲームをしてみたいけど、どう始めていいか分からない…というママパパ達に向けて、「おうちボードゲーム会」の始め方を伝授します。
このブログでは、家族でボードゲームを定期的に楽しむことを「おうちボードゲーム会」と呼んでいます。
おうちボードゲーム会の価値についての記事はこちら。
また、ボードゲームを買って、家族とやろうとしたことはあるんだけど、子どもが乗り気にならなかったとか、家族みんなが揃う時間がないとか。
そういった理由でおうちボードゲーム会が開催できずに、悔しい思いをしたママパパの皆さんも必見です。
おうちボードゲーム会は、ボードゲームを買うだけでは始まりません。
事前に簡単な準備をすることで、その楽しさは数倍、数十倍に膨れ上がり、家族が笑顔になっていきます。
本記事を読むと、「おうちボードゲーム会の始め方」が具体的に分かり、明日から始めることができるようになります。
おうちボードゲーム会の準備
おうちボードゲーム会を開催するにあたり、下記の手順を踏むと簡単に始めることができます。
- 家族や友人たちに最適なボードゲームを選ぶ&買う
- ボードゲームのルールを把握する
- いつやるか明確にする
- 記録する
では、早速見ていきましょう。
1.最適なボードゲームを選ぶ&買う

人気のボードゲームをとりあえず買う…という方、多いと思います。
でも、それだとかなり高い確率で失敗します。私もかなりの回数、失敗してきました…。
どんな失敗かというと、
- そもそも誘っても遊んでくれない「めんどくさそう…」
- 遊んでくれたとしても、途中でやめられてしまう「ほかのことしようよ」
- 遊び終わったとしても「よくわからなかった」「これの何が面白いの?」
こんな状況になってしまうことです。非常に苦い思い出です…。
何故こんなことになってしまうかというと、ボードゲームを選ぶときにそのボードゲームが家族全員が楽しめるゲームかどうか、という視点でチェックしていないからなんです。
全員が楽しい、って、どういう状況でしょうか。
これは、「参加している人の中で、一番年下の人が楽しい」という状況なんですね。
お子さんが2人以上いらっしゃるご家庭は想像がつくと思うんですけど、上の子と下の子が両方満足するような、場所とかおもちゃって、なかなか無いですよね。
あと、子どもが楽しい場所って、親にとっては退屈だったり、逆に親にとって魅力的な場所は、子どもが行きたがらない。
仕方がないから、一番下の子に付き合ってあげよう、という発想。
それと同じことです。
でもそれだと、上の子や大人が楽しくないんじゃないか…?と思いますよね。
ここでポイントなんですが、ボードゲームって、素晴らしい特徴が2つあります。
- 小さい子供用に作られたゲームも、大人が楽しめる「幅」を持たせてあるゲームが多い
- 小さな子には難しそうなゲームでも、その子に「役割」を与えられるゲームがある
ここを意識して選ぶと、「一番年下の人が楽しい」と「大人も上の子も楽しい」が両立し、全員が楽しくなります。
この「大人が楽しめる幅」や「小さな子への役割」はちょっとピンとこないですよね。
具体例を挙げると、「スティッキー」というゲームがあります。

このゲーム、簡単に説明すると…
- サイコロを振って、出た色の棒を抜き取っていく
- その時、崩れて輪っかが落ち無いようにする
とっても簡単そうですが…
- 1~2歳の子どもは、指先が未発達ですぐ崩してしまいそう
- 大人がやるには、簡単すぎてつまらないかも
という風に思うかもしれません。
これを、
- 1~2歳の子どもにはサイコロを振ってもらう → 「小さな子への役割」
- 棒の太さに応じて、得点に差をつける → 「大人が楽しめる幅」
という具合です。
ね!ぐっと、楽しく遊べそうでしょう?
我が家でもこれを実践しました。
このように、家族みんなが楽しめるな、と想像できるゲームを選ぶことがとっても大事です。
さあ、ボードゲームは選びました。
ボードゲームの買い方については、別記事でまとめていますのでご参考に。
次は、そのゲームを良く知りましょう。
2.ボードゲームのルールを把握する

ボードゲームって、ルール(決まり事)と道具(コンポーネント)の集合体です。
道具は、箱を開ければ何が入ってるか一目瞭然なのですが、問題はルールの方です。
ルールブック。
読むの、めんどくさいですよね。
でも誰かがこれを読んで、みんなに説明しないボードゲームが始まらないのも事実。
ここでおすすめな方法は、2つあります。
- Youtubeで検索し、動画で「大体の概要」を掴んでからルールを読む
- パートナーもしくは子どもと一緒に読む(一人でやろうとしない)
これ、両方ともやると尚良いと思います。
ここで大事なのは、「おうちボードゲーム会」の直前にやらずに、前日までにやっておくこと。
当日、その場で初めてルールを読もうとして、時間がかかってダレてしまうことが良くあるんです。
詳しくはこちらの記事でまとめています。
ちょっと面倒ですが、ここでひと頑張りすれば家族の笑顔が待っています。
3.いつやるか、明確にする

見落としがちなのが、スケジュールを決めることです。
皆さん、ディズ〇ーランドに行ったことはありますか?
その時って、事前に行く日を決めたと思います。
家を出る時間も、ちゃんと家族で決めて、その通り家を出たと思います。
「おうちボードゲーム会」も同じなんです。
ボードゲームって、家での暇つぶしだよね、という意識を捨てましょう。
なんとなく家族がリビングに集まって、いて、みんな暇そうだったらやろうかな、というスタンスだと、いつまで経っても始まりません。
みんな、とっても忙しいですよね。
でもそんな中、「おうちボードゲーム会」を開催する意味は、これを読んでいる方はもうご理解いただいていると思います。
みんなに「~日の~時ごろに始めるよ」と伝えましょう。
軌道に乗ってきたら、毎週何曜日の何時から、という定例会にしてしまえば良いと思います。
「おうちボードゲーム会」をいつやるか、明確にしましょう。
そして当日…
それでは、本番です!思いっきり楽しんでください!
番外編:おうちボードゲーム会を記録する
楽しかったおうちボードゲーム会。楽しくて楽しくて、またやりたいね!と家族全員が言い合っていることだと思います。
この温度感、残しておきたい、とお思いかもしれません。
おすすめなのは、
- 動画撮影
- スコア記録
です。
動画撮影はできるだけスマホスタンドやアームなど、自分の手から離して撮影すると良いです。
自分も含めて、家族全員が楽しい状況が撮影できます。
また、ゲーム中ずっと撮影しておくのは容量的にちょっと…と思われると思います。
これ、おすすめなのが、
- ゲームの説明の時
- 終盤
を撮っておくと、最初の「フーン?」というちょっと静かな雰囲気と、最後の最大の盛り上がりが対照的に撮れて面白いですよ。
スコア記録は、スマホのメモ帳でも、紙のノートでもいいんですが、ぜひ取っておいてください。
- 日時
- やったゲーム
- 参加者の名前
- 全員の得点
- みんなの感想
を書いておくと、そのノートを見返すだけで情景が思い出せます。とってもいいですよ。
また、別の日に同じゲームをしたときに、子どもがだんだんと得点を伸ばしていく様子が分かる「子どもの成長記録」としても、宝物になりますよ。
見た目にはわからない成長って、忘れてしまいがちですよね。
ぜひ実践してみてください。
まとめ:おうちボードゲーム会は準備が大切

いかがでしたでしょうか。
家でボードゲームを始めよう、と思ったとき、大切なことは、
- 家族全員が楽しめるゲームを選ぶ(年少者に合わせましょう)
- ルールを事前に理解しておく(一人でやらず、楽にやりましょう)
- いつやるか、はっきりさせる(楽しい予定を決めると、わくわくできます)
の3点です。
あと、記録すると素敵な思い出になりますよ。
- 初めてだけど、やってみたい方
- やってみたことはあるけど、いまいち盛り上がらなかった方
そんな方の補助線になれたらうれしいです。
是非、「おうちボードゲーム会」にチャレンジしてみてください!!