カタミノ【子どもの発達に効果あり】長く遊べるおすすめ知育玩具
カタミノの紹介

テトリスみたいな木製パズル。
枠の中に綺麗にはめる遊びや、積み木遊びとしても遊べます。子どもの発達に合わせて遊び方が変えられるたり、パズルの難易度を調整できたりと、懐の深い知育玩具です。
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カタミノの説明
プレイ人数 | 1人~2人 | |
対象年齢 | 3歳~99歳(1歳からでも楽しめる遊び方もあります) | |
所要時間 | 10秒~10分 | |
難易度 | 前後左右や表裏の概念が分かってきたら | |
内容物 | 大きなパズルピース×12種 1マス分の小さなピース×6 2マス分の小さなピース×2 パズル土台 お題ブック |

積み木や色遊びは、1歳ころからチャレンジできます。
カタミノの遊び方
カタミノには様々な遊び方があります。
発達や年齢に合わせて、遊び方を変えることで長く遊ぶことができるんです。
パズル遊び-型はめ編-

最も基本的な遊び方です。
指定されたピースを使い、決められた土台の広さに「型はめ」していきます。
ピースを使い切って、隙間なく型はめ出来たら成功です。
ピースの指定や使用する土台の広さはレベル別に用意されています。
レベルは3~12まであり、はめるスペースの広さと使うピースの種類が変わっていきます。
成功したら、どんどんレベルを上げていきましょう。
パズル遊び-立体編-
お題通りの直方体や立方体になるよう、ピースを組み立てます。
型はめパズルから立体パズルへ、難易度が飛躍的に上がります。
大人でも難しい立体パズル。出来た時の達成感はひとしおです。
1歳からの遊び方
カタミノは公式の適正年齢は3歳からですが、1歳からでも楽しめる遊び方があります。
色遊び
同じような色の折り紙を用意して、そこに置いていく遊びです。
積み木遊び
単純に積み木として遊びましょう。
ピースの形が特徴的なので、面白い作品が出来上がるかもしれません。
二人で対戦!
カタミノは一人で遊ぶのがメインですが、二人でも遊ぶことができます。
スピード勝負!
土台の6と7の間に仕切りを置きます。
お互いにランダムに5ピースを手元に持ちます。
よーいどん!で同時に型はめを始めます。
先に全部のピースを置ききった人が勝ちです。
色々な試行錯誤を短い時間でこなしていく練習になります。
陣取りゲーム
小さなピース以外の、12個のピースを使います。
お題ブックの最終ページに、ボードが用意されており、これを使います。
お互い交互にピースを置いていきます。
ボード内におけるのなら、どう置いてもかまいません。
最後のピースを置いた人の勝ち、つまり、置けなくなった人の負けです。
カタミノの教育的効果

カタミノは、単なるパズルゲームではありません。子ども達の様々な能力を育てる効果があります。
やりぬく力「Grit」が育つ
型はめパズルや立体パズルのお題をクリアしていくことで小さな達成感の積み重ね、それがやりきる力「Grit」を育てます。
Gritの重要性や育み方は別の記事でまとめていますので、ご参考ください。
そこで、小さなピースで難易度調整ができます。形が複雑なピースの代用として、1マスピースや2マスピースを使い、隙間を埋めることでお題をクリアするんです。
そういった「子どもが面白いと感じつつ成長を促す知育玩具の難易度調整が難しい」課題を、この小さなピースが克服してくれています。素晴らしい!
論理的思考力が育つ
型はめパズルを実践すると、最初はとりあえず手に取ったピースを置いてみる、置けなかったら次のピースを手に取って…という繰り返しになります。
しかしある時、気づきがやってきます。
「はめるのが難しい形や、簡単にはめられる形がある!」
さらに、
「はめるのが難しい形のピースを先にはめておいて、簡単な形のピースを後で考えたほうが考えやすい!」
こういったゴールまでの戦略の考え方は、論理的思考そのものです。
自分でそのことに気付くことが重要です。何度も試行錯誤を繰り返していくうちにいつか気づき、無意識的な行動から意識的な行動へ変化していくんです。
空間認識能力が育つ
カタミノは空間認識能力を飛躍的に高める効果があります。
型はめパズル、立体パズル、2人用対戦ゲームそれぞれで、段階的に向上していくんです。
空間認識能力は、多重知能理論の8つの能力の一つです。
詳しくは別記事でまとめていますので、ご参考ください。
1歳からの遊び方でも育つ力
カラフルで普段目にしない形のピースに、小さな子どもは興味津々です。
握りやすく色々な形の木製ピースは、視覚や触覚を刺激します。
また普通の積み木とは違い、ピースが複雑な形をしているので、ピースを立てた時にバランスが取りにくいかもしれません。
しかしそれが空間認識能力を刺激します。うまく組み立てられた時には、普通の積み木では味わえない達成感を得られます。
カタミノを実践!
我が家では、長男が1歳の時にカタミノを購入し、間もなく3歳になるまで遊び続けています。
1歳~3歳まで、それぞれの年齢の時の遊びの実践を紹介します。
1歳児
簡単な積み木遊びをしていました。
階段状にして、小さな人形が登っては下りる、という遊びをよくしていたのを覚えています。
重心が分からず、ピースを立てるのに一生懸命だった姿が印象的でした。
2歳児

積み木遊びがメインでした。
プラレールと組み合わせて「洗車場」をつくったり、駅を作ったり。
はめる土台に興味が出てきて、パズル遊びも少し始まった印象です。
3歳児

間もなく3歳になる息子は、パズル遊び-基本編-で遊べています。
小さなピースが大活躍しております。何かができないと「できない―!」とイライラしやすいわが子も、この小さなピースで完成することができて、ご満悦です。
小さなピースを使えば、レベル12までクリアできています。
まとめ:カタミノは子どもの発達に合わせられる知育玩具
いかがでしたでしょうか。書籍やおもちゃ屋さんでたまに目にする「カタミノ」は、子どもの発達に合わせて遊び方を変えたり、パズルの難易度を微調整できたりする丁寧な知育玩具です。
遊び方の変化を通じて、子供の成長を実感することもできます。
木製のおもちゃに特徴的なぬくもりを感じつつ、子どもの様々な能力が育まれるカタミノを、ぜひ試してみてください。
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