【モンツァ・カーレース(MONZA)】ボードゲームで論理思考力を育む【5歳から】

6つの色サイコロを振って、自分のレースカーを前に進めよう。
ライバルたちを追い抜き、トップでゴール出来るかな?
適正年齢(表記) | 5歳~99歳 |
人数 | 2人~6人 |
所要時間 | 10分~15分 |
難易度 | 順番が守れて、10分程度集中出来たら |
モンツァ・カーレース(MONZA)のルール

ざっくりルール
『モンツァ・カーレース』は、色サイコロ6個をまとめて振り、サイコロの目(出た色)を選択しながら、自分の色の車を隣接する同じ色のマス目に進ませ、いち早くゴールを目指すゲームです。
ルールの詳細

- 一人が6個の色サイコロをまとめて振ります。
- 自分の車に隣接するマスの色と同じサイコロを1つ選んで、車を進めます。
- 進めたマスでも同じように、隣接するマスの色と同じサイコロを一つ選んで、車を進めます。
- うまく選べれば最大6マス進められます。
- これ以上前に進める色が無い!となった場合はそこで終わり。次の人の番です。
- タイヤマークのマス目は通れません。
- もしライバルの車がいるマスに到着したら、そのライバルの車を後のマスに退けます。
- こうしてゲームを続けていき、先にゴールについたら勝利です!



辿り着いた色によってはライバルの車が進んでしまう、という上級ルールもあります。
モンツァ・カーレース(MONZA)楽しみ方・コツ
なんといっても、沢山のサイコロをいっぺんに振るのが楽しいボードゲームです。
また、追い抜いたり、追いつかれたりといったレースの要素が、ハラハラドキドキさせてくれます。
もうすぐ追いつくぞ!とか、あ、追い越されちゃった!などと盛り上げて、お子さんとカーレース気分を存分に味わってください。
コツとしては、特定の色が出ない限り動けない、という状態にならないようにしておくことです。
自分の番が来たとき、選択肢が多ければ多いほど前に進める可能性が上がります!
モンツァ・カーレース(MONZA)の教育的効果
さて、本題です。
モンツァ・カーレースを遊んでいると、お子さんの発達段階によって、サイコロの選び方が変化してくると思います。
始めたばかりの頃は、とりあえず自分の車の前の色を選ぶ、という繰り返しになるかと思います。
それを繰り返していくうちに、どこかのタイミングで、
「あれ?サイコロを選ぶ順番で前に進める距離が延びるのでは…?」
という気づきがやってきます。
自分で振って出したサイコロの色と、自分の車の前のコースの状況を見比べ、最も効率的なサイコロの選び方を判断できるようになっていくんです。
これ、実はプログラミング教育でも使われる論理的思考力の基礎につながっております。
頭の中で、サイコロを使う順番を組み立て、最も前に進める順番をシミュレーションしたうえで、実行する。
簡単そうに見えて、実は少し難しい、でもやったらできる、というちょうどよい難易度になっています。
また、コーナーの内側の方がマスが少ないのでゴールに近いのでは?ということも、大事な気づきポイントとなります。
モンツァ・カーレース(MONZA)の実践

我が家の息子は2歳11か月で、表記している適正年齢よりもずいぶんと低い年齢です。
しかし、「順番を守れる」「10分ぐらいなら同じものに集中できる」という条件に加えて「車が大好き」なので、一緒に遊んでみることにしました。
最初はどうやるのかをパパが説明しましたが、いまいちピンときていない様子。
隣接するところしか行けない、ということを理解するのに時間がかかっていました。
違う日を含めて3回ほど実践したところ、難関だった「隣接マスに進める」ルールを理解し、ついに完走することができました。
「あかをつかって、ここにすすめましゅ」
「みどりで、ここにすすめましゅ」
というように、パパのボードゲーム中の口癖である「ですます」で話すのを真似しているのが可愛かったです。
まとめ:こんな親子にオススメ!
こんなご家庭にオススメです。
- 車が大好きなお子さん
- かけっこなど、競争が好きなお子さん
- そろそろ運だけではなく、思考するボードゲームを取り入れたいと思っているママパパ
我が家でもモンツァ・カーレース(MONZA)は、3歳前で完走することができました。
お子さんの成長を強く実感する良いゲームでもあります。
大変おすすめですので、ぜひ試してくださいね。
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