子どもに伝えたいお金の知識【お金の教育にボードゲームが有効です】

子どもへの「お金の教育」「金融教育」って、どうすればいいのか分からない。

これからの時代、子どもにお金のことを学ばせなくちゃいけないと思っている、でも

・何を伝える?
・いつから伝える?
・どうやって伝える?

そんな悩みの解決策を、提案します。

目次

この記事でわかること

お金の教育に「ボードゲーム」が効果的である理由が分かります。

ファイナンシャルプランとか、財務とか、そういった難しいことは一切書いてありません。

とにかくシンプルに、でも大切なことを書きました。

読んでいただくと、子どもに本当に伝えるべきお金の教育とは何か、はっきりすると思います。

また、お金って非常に奥深いので、学ぶにも段階があります。その段階も、ある程度捉えられると思います。

この記事を書いている人

ボドパパと申します。10年ほど前からボードゲームの地域サークルを開催し、3歳~15歳の子ども達と100回以上遊んできました。

その上で、そこに参加している子ども達の、お金に対する理解の目覚ましい成長っぷりを目の当たりにしてきました。

最初は「お金の教育」としてのボードゲームの価値を意識していませんでした。

でも、どうやってお金を稼ぐのか、お金を貯める意味って何なのか、などをボードゲームを通して楽しく学んでいる子どもたちを見ていて、びっくりしました。

そのサークルの親同士で話し合い、ある程度「ボードゲームの教育的価値」を体系化して子ども達にボードゲームを勧めたところ

大きな効果がありましたので、記事化したい!と強く思ったわけです。

前置き:お金の教育は怪しくない

お金のことを話すと、悲しいかな、今の日本だと「怪しい」とか「いやらしい」とか思われてしまうかもしれません。

実際、ボードゲームを利用したマルチビジネスへの勧誘などが存在しています。

ボドパパ

非常に悲しいことです。

私としては、ただただ未来を生きる子ども達に、楽しく人生を謳歌してもらいたい。

その上で、これからの時代に絶対に必要な「お金の知識」を楽しく、しかも意識せずに学べるボードゲームの素晴らしさを発信したい気持ちで執筆しています。

前置きが長くなりました。

それでは、本編です!

本記事の構成

  1. そもそも、お金って何?
  2. 子どもに伝えるべきお金の知識
  3. お金の教育環境を整える
  4. お金の教育に相性抜群なボードゲーム
  5. まとめ:親として、思うこと

そもそも、お金って何?

お金って、様々な形をしていますね。

  • 現金
  • 電子マネー
  • クレジットカード
  • ドル

でも、それをひとくくりでお金と表現している。

なぜかというと、お金は形に縛られない、人間が作り出した道具だからです。

お金という道具が無かった時代もあります。

そのころは、物と物を直接交換して社会は成り立っていたんですが、ものすごく不便でした。

  • 交換したい物が大きすぎて、運べなかったり
  • 交換したい物同士の価値が大きく異なり、交換できなかったり
  • 交換したい物が腐ってしまったり

それを解決したのが、お金でした。

お金の機能

  • 渡せる・もらえる…価値と交換できる
  • 値段がある…価値の尺度を測れる
  • 貯蓄できる…価値を貯められる

ちなみに、価値についてもぼんやりしがちなので、辞書を引きました。

価値…どれくらい大切か、またどれくらい役に立つかという程度。またその大切さ。ねうち。

お金そのものについては、ちょっとわかりました。

信用と信頼

次に、お金は信用と信頼を形にしたもの、という話をします。

日本で扱われている現金通貨は、日本銀行が発行している「日本銀行券」ですよね。
(意外と、日本銀行券という名前になじみがないかもしれませんが、お財布のお札を見てください。ちゃんと書かれてますよ)

例えば、コンビニに行って、「子ども銀行」のおもちゃのお金を渡したとしても、物は売ってくれません。

子ども銀行のおもちゃのお金は、お金の形はしていますが、その価値を「信用」してもらえていないのです。

この「信用」が大切です。

日本銀行券は、日本のどこへ行っても、信用があるので物やサービスと交換できるんです。

逆にいうと、日本銀行券をアメリカのコンビニで使おうとしても、使えないでしょう。

アメリカのコンビニでは、日本銀行券の信用がほとんどないからです。

外貨両替所に行って、アメリカのコンビニに信用される「ドル」に両替しなければなりません。

次に「信頼」についてですが、今度は物やサービスを提供側の立場になりましょう。

自分の販売している商品やサービスが売れるためには、買ってくれそうな人に「信頼」されなければなりません。

  • あのジュースは美味しそうだな、と信頼される
  • あの遊園地に行ったら楽しいだろうな、と信頼される

その商品やサービスを消費することで、自分は払った以上の価値を受け取れる、と買い手が期待するから、売れるんですね。

ここまでをまとめますと、

  1. お金は価値を便利に扱える道具である
  2. 「お金には価値がある」という信用で、お金は成立している
  3. 信頼できる物やサービスがお金に置き換わる

このお金への理解を前提に、子どもに何を伝えるべきが考えます。

子どもに伝えるべきお金の知識

子どもに伝えるべきお金の知識。それは、

「お金の稼ぎ方」と「お金の使い方」の2点だと思います。

子どもが考える「お金の稼ぎ方」

子どもはお金をどのように稼ぐものだととらえているでしょうか。

例を出して考えてみます。

  • お小遣い
  • お年玉
  • アルバイト代
  • ママやパパのお給料

子どもは、お金は定期定額でもらえるもの、と考えてしまうかもしれません。

それは仕方がないことかなと思います。

自身の手元のお金が増える状況が、非常に限られているからです。

私は子どものうちに、お金の稼ぎ方は多種多様であることを知っておくべきだと思っています。

多様なお金の稼ぎ方の例:
自分の作品を売る
・誰かの商品やサービスを宣伝する
・寄付を受ける
・投資のリターン

本当にいろいろあるんですね。

ここで、最も大切なことですが、

「人の困りごとを解決する」ことがお金稼ぎの本質です。

お小遣いをもらっているだけの子どもは、そこを見誤る可能性があります。

子どもが考える「お金の使い方」

次に使い方です。稼ぎ方と同様に、子どもが想像しやすそうな使い方の例を出して考えてみます。

  • お菓子を買う
  • スマホゲームのガチャをする
  • Netflixの月額を払う

と、自分の満足のための浪費や消費を想像しがちです。

使い方も、実は多様性に富んでいます。

多様なお金の使い方の例:
誰かの作品を買う
・自分のの商品やサービスを宣伝してもらう
・寄付をする
・投資する

稼ぎ方の裏返しですね。

一言で言えば自分や大切な人が幸せになる」ことがお金の使い方の本質です。

このようなことを、例えば小学生の内から理解できているのと、

社会人になってから、自分一人で学び始めるのでは圧倒的に差が出ると思います。

お金の稼ぎ方や使い方をよく理解できているほうが、自分がやりたいことを見つけた時に、実現できる可能性は高いと思うんです。

お金の教育の環境を整える

ただ、お金のことを教えるのって難しい…というのが悩みですよね。

何より、親である私たちがお金の教育を受けていないのです

現在の日本の教育では、お金や金融の教育を推奨しております。

行政も何らかの手を打とうとしているようなのですが、具体的な教育手法や教育機関が確立しているわけではありません。

金融庁や日本銀行の広報活動も、いまいち分かりにくいんですね…。
(リンクを貼っておきますので、よろしければご参考に見てみてください)
小学生の皆さんへ:金融庁より
にちぎんキッズ

何より、お金の教育は、書籍やネットで得られる情報量には限界があります。

パパママである読者の皆さんは、すでに多くの経験の中で実感されたことと思いますが、自分の実体験こそがお金の教育の本質なんだと思うんです。

  • 給料を貰って、生活費をやりくりしたり
  • 欲しい物を買い過ぎて、あとで必要なものが変えなくて後悔したり
  • 将来のために貯蓄の計画を立てたり、保険に入ったり

こういった、自分の意思決定を伴う体験こそ、子どもたちに用意してあげるべきお金の勉強、お金の教育の環境といえるのではないでしょうか。

ここでお伝えしたいこと。

このお金の教育を遊びながら、親子で一緒に学べるのが、ボードゲームなんです。

お金の教育に相性抜群なボードゲーム

ボードゲームは、お金の教育という観点において3つのメリットがあります

  • 自分の意思決定を伴う体験を手軽に味わえる
  • お金の概念があるボードゲームが多数存在する
  • 楽しい

自分の意思決定を伴う体験を手軽に味わえる

ボードゲームは運だけではなく、自らの意思で何かを決定し、それが結果に直接関係する、という特徴があります。

また、一緒にプレイしている相手の意思決定もその結果に反映するので、相互作用の中で未来を予想し、行動する必要が出てくるんです。

まさに「小さな社会」がそこに形成され、短い時間の中で意思決定と結果のループが繰り返されます。

お金の概念があるボードゲームが多数存在する

ボードゲームの多くは、お金やそれに準ずる概念を扱います。

お金を稼ぐ、お金を使う、お金を貯める等の行動を疑似的に体験できるんです。

多くのボードゲームは、このお金をできるだけ増やし、最も多くのお金を稼いだ人が勝ちとなることが多いです。

またはお金を勝利ポイントに変換し、最も多くの勝利ポイントを稼いだ人の勝利となる等、お金と勝利条件が密接に絡んでいます。

どのように多くのお金を手に入れるか、その戦略をボードゲームのルールの中で考え出すという他では中々できない体験ができます。

楽しい

ボードゲームは、楽しみながら集中してお金の勉強をすることができます。

お金を増やすという行為は、子どもとしても楽しさを直感しやすいようです。

私が参加していた地域サークルの子どもたちは、お金の概念があるボードゲームは大好きな様子で、夢中で遊んでいました。

楽しみながら、お金とは何か、お金の稼ぎ方や使い方が理解できるボードゲームは、パパママたちにとっても改めて気づきを与える良いツールとして機能するかもしれません。

お金の教育におすすめするボードゲーム

お金の教育には段階があると思います。

突然「投資」のことを話したとしても、なかなか伝わらないです。

いつ頃から、お金の教育を意識すればよいのか、という悩みもありますよね。

私の考えは、

ボードゲームを遊び、その中で子どもが「これってどういうこと?」というお金に対する質問が来た時が、お金の教育の始める時期である

という考えです。

というのも、4歳~15歳の子どもたちにボードゲームを教えてきた中で、子どもたちの反応は本当に様々だったのです。

経験談を少し紹介します。

6歳になった子が、不動産投資のボードゲーム(推奨年齢12歳以上)に興味を持ち、どうやるのか聞いてきた。
説明すると真剣に聞いて、遊び始めた。(株の売り買いは立派なものでした…!)

15歳の中学生の子に画商をテーマにしたオークションのボードゲームを説明したけれど、「相場」の概念が理解できない様子だった。
その日はやる気がないようで、そのまま帰ったが、翌月参加したときにはしっかり予習してきたようで、大人顔負けのきわどい値付けを繰り返していた。
(ちなみにその子が勝利しました)


年齢に関係なく、その子の興味のタイミングやきっかけを待つことが大切です。

こちらから子どもたちに、「お金の教育だよ」というテンションで向き合うと、子どもたちは一気につまらなくなるんだと思います。

実は、こちらから興味を持たせようとして、拒否されるという失敗を何度も何度もやらかした経験があります…。
今では子ども達に申し訳ないと思っています。

なので、お金そのものを理解するのにとっかかりになるボードゲームを気楽に遊ぶ、ということを続ければよいのかなと思います。

そんなお金の教育におすすめのボードゲームを3つ選びました!

詳しい解説は別記事にまとめていますので、是非参考にしてください。

カタン

需給の状況によって、物の価値が変化することを理解できます。

ボーナンザ

相手の困りごとを解決することで、自分に利益が発生することを体験できます。

モダンアート

お金の稼ぎ方は多様であることを実感します。

どれも本当におすすめのボードゲームです。

是非チャレンジしてみてください。

ルールが複雑そうで難しそうだな…と躊躇している方。

ルールを簡単に理解するコツをまとめています。ご参考ください。

まとめ:親として、思うこと

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

親になって、子どもに対して思うことは「幸せになってほしい」ということです。

そのためには、この時代に生きるうえで必要な知識を身に付けていってほしい。

ただ、勉強する、となるとかなりハードルが上がります。特にお金のことって、学校じゃ教えてくれないし、教科書もない。

それを、楽しみながらできるってすごいことだと思うんです。

私としては、ボードゲームを通して、子どもが成長し、幸せな未来を築けるように、一緒に楽しんで学んでいきたいなと思っています。

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