【親子ボードゲームにオススメ】ザ・マインド(the Mind)の魅力【協力ゲーム】
心のタイミングを合わせて、小さな数字から順番に出そう。
相談禁止、ジェスチャーも禁止、「間」を読みきる不思議な協力ゲーム。
【人数】2~4
簡単ルール説明
最初のゲームは、カードが1枚ずつ配られます。
カードには1~100までの数字が一つ、書いてあります。
配られた人がこっそり数字を確認して、ゲームスタート!
手札を出す順番にルールはありません。
ただし!小さい順から出さなければなりません。
もし、出されたカードよりも小さい数字を持っていた人がいた場合…
その時点でアウト!
全員のチャレンジは失敗します。
レベルアップです。
次は2枚のカードでチャレンジします。
このように、成功してはカードを1枚ずつ追加し、何枚まで成功できるかにチャレンジするのです!
楽しみ方
協力ゲーム、ということで、全員が一丸となる必要があります。
なのに、場にカードをいつ出すか、判断する情報はみんなの「間」だけ。
小さい数字を持っている人は早く出したいけれど、もし自分より小さい数字の人がいたら失敗になってしまう…という不安と戦います。
逆に大きい数字を持っている人は、いかに我慢して待てるか、という勝負となります。
「集中!」と誰かが言ったら一旦ゲームを中断し、全員が手を差し出したタイミングで再開するという独特のルールもあります。

お相撲の「待った」みたいですね笑
適切なタイミングでカードを出せるか。みんなの勇気と我慢が試されます。
全員がカードを出し切った時の達成感、連帯感、爽快感は素晴らしいものがあり、簡単にできる協力ゲームの傑作と言われています。
シチュエーション
ルールが分かりやすいので、おうちボードゲーム会の最初にやるのがおすすめ。
あとは、他のゲームと全く違う空気感になるので、長いゲームとゲームの合間にやるのが面白いです。
時間がないときでも、ササっとできてしまう手軽さは、重宝します。
公式は8歳からですが、私の経験上5歳くらいからでも可能です(ルールは理解できます)。
気持ちを我慢することの練習にもなる
ただし、子どもが小さければ小さいほど、カードを出したい欲求が抑えられず、我慢ができません。
それを見越して、大人たちが早く出してあげる工夫が必要です。
全員のカードを出し切ることができたら、お互い褒め合いましょう。
特に、最も年下の子どもからほめたたえてあげましょう。
彼らが一番の功労者です(笑)
こんな人にオススメ!
(協力するゲームなので、全員勝ちか、全員負けのどちらかなんです。)
お悩みポイント


見た目が地味…
その通りですね。私も正直、地味だなあ、と思いました(笑)
暗めの色使いなので、ちょっと怖い印象すら受けます。
でも、そんなことが全く気にならなくなるくらい、ゲーム自体が面白いです。
ある意味、ボードゲームの「みんなが楽しめる価値」を最大限に表現しているゲームかもしれません。
是非、手に取ってみてください。