【ワードバスケット】繰り返し遊べばスラスラ言葉が出てくる【超面白いしりとり】

  • しりとりって、子どもの頃暇なときにやっていたあれでしょ?
  • でもなんか面白いってうわさを聞くけど…
  • わざわざお金を出してまで買う理由が分からない…

「ワードバスケット」というカードゲームがあるらしいことは知っているけれど、何が魅力か分からない、という方に向けた記事です。

ちなみに、私の大好きな本「おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 しごとのわ」の作中にも登場しています。

何が面白いのか、その魅力を丁寧に解説します。

この記事を読み終えたころには、きっとワードバスケットが欲しくてたまらなくなっていることでしょう。

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ちなみに、所有するワードバスケットは3代目です。

ゲームの特性上、どうしてもカードが擦り切れてしまうんですよね…。

サークルや会社のボードゲーム会でワードバスケットは300回以上実施しています。

特に初心者に鉄板のボードゲーム「ワードバスケット」、早速紹介していきます!

ワードバスケットの魅力を一言でいうと

  • 頭の中に詰まっている言葉たちが、スラスラ出てくるようになる気持ちよさ
  • ピタッとハマる言葉を思いついたときの気持ちよさ

とにかく、気持ちがいいゲームなんです。

ワードバスケットとは

この記事では、ルールの詳細や例外処理などは省き、概要のみを解説します。

もし、詳しく知りたい方はボドゲーマさんのレビューがおすすめなので、是非そちらをご確認ください。

ざっくりルール

ひらがな一文字が書かれたカードを5枚受け取り、それを使った早い者順のしりとりをします。

前に出されたカードのひらがな一文字から始まり、自分の持っているひらがなカードで終わる3文字以上の単語を叫びながらカードを出します。

早い者順、っていうところがミソで、単語を思いつけばどんどん出していいんです。

最後の1枚は、4文字以上の単語で出すことができます。

最も早く全部のカードを出し切った人の勝ちです。

ルールの補足

ワイルドカード

ひらがなカード以外に、「ワイルドカード」があります。

  • 「あいうえお」「なにぬねの」などその行ならどの文字でも良いカード
  • 文字数を制限するカード

手札の引き直し

もし手札のカードでは思いつかない…と悩んだときは、手札を捨てて、新たにカードを引き直すことができます。

その場合は捨てたカードに1枚を加えた枚数を引かなければなりません。

ここまで読んでみて

ここまで読んでいただいた方から、何が面白いの…?という声が聞こえてきそうです。

まあ、とりあえずやってみてください、って言いたいところなんですが、この記事にたどり着いている皆さんはきっと、

買うに値するゲームなの・・・?

という疑問があるのだと思います。なので、ワードバスケットの何が、遊んだ人を虜にするのかを解説しようと思います。

ワードバスケットの気持ちよさの理由

最初は全然カードが出せない

ワードバスケットに初めて触れた方のほとんどが口にする言葉があります。

全然、単語が出てこない

よく考えれば、これは当然だと思います。

普段、言葉や単語を扱う中で、

先頭と最後の文字が決まっている状態で、当てはまる単語を考える

というような活動をしている人はいませんよね。

普段していないことはすぐにできる訳がないんです。

特に、最後の文字が決まっているというのが鬼門でして、

普通のしりとりは先頭のみ決まっているだけなので、それと比べると数倍難しいんです。

始めたばかりの人は、全然カードが出せなくて悔しい…そんなボードゲーム。

でも、必死に考えて考えて。あきらめずに2~3ゲーム繰り返していると、ふと「あっ!」と単語を思いつく瞬間が訪れます。

そしてそれを口に出して、カードを出す。

その瞬間、びっくりするくらいの気持ちよさが訪れます。

頭の中の単語たちが、スラスラ出てくるようになる気持ち良さ

一度その感覚を味わったあなたは、「今のは何だったんだ…」と思いながら再度ゲームを続けます。
繰り返し遊ぶうちに、だんだんと、単語を思いつくようになります。
頭の中にあるボキャブラリーのタンスの引き出しをイメージしてみてください。
あまり開くことが無いそのタンスは、引き出しの立て付けが悪くなっております。
一生懸命開けようとしてもなかなか開きません。
ただ、その引き出しをひとたび開くことができれば、しまってあった言葉や単語があふれ出てくるんです。

昔読んだ本のタイトル、好きな曲の歌詞、好きな食べ物…。

自分の中にある大切な歴史が、言葉や単語として口から出る。

他の人が言っている単語に感化され、記憶の中にある言葉たちがどんどん目覚めていきます。

そうして、他の人より早くカードを出し切れた時には、勝利とともに最高の気分になっていることでしょう。

ピタッとハマる単語を思いついたときの気持ちよさ

自分の頭の中が活性化することで得られる体験は、大切な言葉があふれてくるだけではありません。

難解なパズルがピタリとはまった、あの気持ちよさが味わえます。

例があると分かりやすいので、私の体験をお話しします。

ゲーム終盤、私はラスト一枚「な」を持っていました。
始まりの文字は「や」。「や…な…や…な…」となんだかちょっとアブない人のように呟きながら言葉を探していた時、思いつきました。


やんばるくいな


ヤンバルクイナのことはほとんど知りませんが、何故か思いついた単語。

まさに、「降ってくる」感覚でした。

この感覚はなんていうんでしょう、アハ体験というんでしょうか?

ゲームに没頭し、集中力を最大限上げていた状態の時に、ふと思いもよらないアイデアが浮かぶ感覚。

めちゃくちゃ気持ちいいです。

2つの魅力を紹介しましたが、ワードバスケットの楽しみ方は他にも沢山あります。

全然知らない言葉を聞いて、「それって何?」という気づきの時間になったり。

速さを求められるボードゲームなので慌てがちですが、そんな状況でも冷静に自分のボキャブラリー脳と向き合えるかなど。

ぜひ自分ならではの楽しみ方を見つけてください。

子どもと遊ぶ楽しみ方

ワードバスケットはお子さんとも遊ぶことができます。

ただし、未就学児は知っている言葉の母数が少なく、中々カードが出せないかもしれないので、小学生低学年くらいからがおすすめです。

お子さんと遊ぶときのコツは、大人は「子どもが知らない言葉を使わないようにする」という気持ちで臨むこと。

お子さんが知らない言葉を使うと「それってなあに?」と聞かれ、その度に中断することになります。

また、その言葉をその場で説明しても、実体を伴わない説明になる為、あまり見につきません(実体験済みです…)。

お子さんのボキャブラリーを想像しながら、この子なら知っているだろうな、という言葉を紡ぎだす楽しみを味わってみてください。

また、ワードバスケットジュニアという子ども用のワードバスケットもあります。

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基本の遊び方や面白さはそのままに、ルールやカードを易しくアレンジして、小さな子どもでも遊べるようになっています。

カードにイラストが書いており、これが言葉を思いつくヒントになります。

こちらは公式では4歳以上なら遊べるということで、小さな子どもでもチャレンジすることができますので、小さなお子さんがいるご家庭ではおすすめですね。

まとめ:ワードバスケットは、気持ちいい

いかがだったでしょうか。

始めたばかりの方は戸惑い、自分には向いていないかも…と思ってしまいがちなワードバスケット。

少しだけ辛抱して、頭を巡らせることで、ふと思いつくその瞬間が訪れるはずです。

この記事を読んでいて、ワードバスケットをしたことが無い方にはぜひともその体験をしていただきたいと思っています。

また、ワードバスケットを周りに広めるときの参考になれば嬉しいです。

色々なご家庭で、ワードバスケット大会が開かれることを願っております。

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